すごい通信制高校|大学進学に強い通信制高校「学研WILL学園」の合格体験談

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大学合格
総合型選抜

一芸特化!好きを伸ばして難関校へ合格

進学指導体験談

学研WILL学園から
東京理科大学に合格!

個別指導担当による
Gさん (18歳・男性)の合格への進学指導体験談

総合コース

1
発達特性をしっかりと理解してくれるWILL学園へ入学。

中学生時代は荒れており、先生から指導をされると椅子を投げ飛ばすなど、非常に不安定な状況。ASDの特性が強く、自分なりに解釈したり、うまく考えを言葉にできない時に、手足が先に動いてしまうという状況だった。
それでもWILL学園の先生が粘り強く指導をした結果、「このままWILL学園に進学したい」とのことで内部進学をする。

2
友人づきあいの苦労と大好きな数学

入学当初から基本的には人付き合いを避け、個別対応の授業ばかりに参加していた。WILL学園での生活にも慣れてきて、自信がついたためか「友達が欲しい」とたびたび発言するようになる。ただ、元々ジェンダーの問題(体と心の性別が合わないなど)もあり、友人作りをするためにどのようにふるまうべきかで非常に悩んでいた。

また、趣味がほとんどなく、同年代と話せるマンガやアニメ、音楽の話題も特になく、好きなものは「数学」と「物理(特に宇宙)」。
自分から話しかける勇気も出なかったことと、趣味に非常に偏りがあることからなかなか友人ができなかった。そこで、個別指導担当の先生と出会う。彼の大学での専攻が物理だったこともあり、先生に会うために登校頻度が増えてきた。今までできなかった数学の質問や物理の質問も気軽にでき、入学当初の不安定な行動もなくなった。
加えて、先生からの指示や宿題はこなすようになり、独学で数学Ⅲまで学習を進めることができた。

3
志望校選びの苦労とまさかの「総合型選抜」での受験

友人づきあい等に苦労しながらも、日々成長をしていた彼女だが、ひとつ問題があった。それは「数学」以外の科目に興味を持てないことだった。
指導者目線から見ても、彼女は「研究者気質」だったため、大学進学があっていると思っていた。ただ、いわゆる「いい大学」の入試では、数学一本で勝負することはできない。

人付き合いが苦手な側面もあり、面接などは難しいと思っていたので、一般受験することに決めた。志望校は数学で高得点をとり、その他の科目で大失態しないようにする作戦で行くことに。
しかし、ある日個別指導中に生徒から「数学だけで受けられそうな大学を見つけました」と報告があり、それが「東京理科大学 理学部数学科(2部)」だった。朝から通うのがきついかもしれない・1部よりもやや偏差値帯が下がることもあり、選択肢として視野に入った。
面接がネックなこともあり、基本的には一般受験で合格できるように指導しつつ、東京理科大学の総合型選抜での受験も見据えて勉強を行っていった。

4
履修の罠と日々の勉強

通信制高校(やサポート校)では、なるべく負荷なく卒業ができるように、履修内容が易しく抑えられていることが多い。
東京理科大学の受験を視野に入れたが、受験資格として「数学Ⅲまでの履修」が必要であった。提携している通信制高校に相談し、柔軟な対応をしていただいたことで、高3のうちに数学Ⅱ・B・Ⅲを大急ぎで履修することに。
一般的な生徒であればこの時点でかなり厳しかったが、彼女が普段から数学に興味があったことや、独学で進めていたこともあり、夏までにレポートをすべて終わらせることができた。

レポートが終わったあとは、数学Ⅱ以降の難しい部分や、応用問題の演習をすることが多かった。なお、一般受験も見据えてたので、英語や他の科目の指導も行ったが、なかなかはかどらなかった。
一方でまじめな性格もあり、宿題を課すと確実にやってきてくれて、この真面目さがのちの合格につながったと思われる。

普段は一般受験対策中心だったが、夏休み明けからは小論文の添削・面接の対策を行った。まずは自己分析からはじめ、自分の長所・短所の理解、志望理由や入学後にやりたいことをすらすら言えるように面接の練習を何度も行った。
アドリブの質問をするとなかなか奇妙な回答が返ってきていたが、数学科の面接ということもあって「面白い子」と思ってもらえればいいかなと思い、不安を抱えながらも受験に送り出した。

5
大学受験を終えて

試験の手ごたえはどうだったか聞くと「よく分からない、ただ、口頭試問は大丈夫だと思う」とのことだった。
基本的に受かればラッキー程度で考えていたので、普段の授業では数学の応用問題、英語・理科の勉強進捗管理をしていた。
受験結果のことを忘れているときに、本人から合格の報告があり、非常にうれしかった一方で、総合型選抜での合格に驚いたことを覚えている。

合格後は「高校数学」は一通り終わっていたので、大学数学の基礎知識を教えたり、友人作り・キャンパスイベントへの参加を頑張るように指導していった。
入学当初は「イベントなんて出ません。出る意味が分からない」と言っていた彼女だが、最後の数ヶ月はもれなくイベントに出てくれ、大学で楽しく過ごすための準備ができたと思っている。
卒業式では彼女の両親から「先生のおかげで合格できました。3年生時の学園生活も素晴らしいものになりました」と非常に感謝された。正直、勉強の指導をしただけだったので、そこまで感謝されたことに驚いた。
また卒業式の際に、彼女からお礼の手紙を受け取り、思わず涙があふれそうになった。

彼女は、多くの数学好きが脱落すると言われている大学数学の授業にも難なくついていっている報告があった。指導した私は大学で数学がはじめて難しいと感じ諦めてしまったので、すでに数学の実力は私の能力を超えていたし、高校の時に数学の指導をしてよかったなとも思えた。
これから研究者になるのか、一般企業に就職するのかはわからないが、好きなものにとことん集中できる力を今後の人生でいかんなく発揮してほしいと感じている。

自立を無理なくあたたかく

学研WILL学園

ここがすごい!3つのポイント

学研WILL学園の学習風景
1

少人数だからできる学習&生活のオーダーメイド支援

少人数制を活かし、個別の学習状況に合わせて相談・面談を徹底。 個別計画(学習・生活・進路)を作成。課題は「今日やる1つ」に分解し、チェック表で可視化。 週次面談で「できた」を言語化し、次の一歩を設計します。 通学練習や提出物管理、保護者連携までワンチームで伴走。 必要に応じて在宅・通学・オンラインを柔軟に組み合わせ、負担を最小化しながら到達度を高めます。 【続きを読む】

2

学研グループの専門性で発達障害・起立性調節障害などへの確かな支援

学研グループの知見を背景に、発達特性や起立性調節障害への理解を前提とした支援を実施。 環境調整(席や音・光、開始時刻)、課題提示の工夫、SSTや自己理解ワークを取り入れます。 医療・学校・家庭と連携し、必要に応じて合理的配慮の相談にも同席。 朝から来るのが難しい日は午後から登校やオンライン併用で「続けられる」を最優先に日々の成功経験を積み重ねます 【続きを読む】

3

あなたのペースに合わせた学習環境

一人ひとりの学習スタイルに合わせて、無理なく着実にステップアップできる環境を提供しています。 【続きを読む】

大学進学サポート

進路選択のアドバイス

各学期1回の三者面談で進路を更新。 1年は“学園に慣れる+課外で興味を広げる”、2年はその経験を非認知能力養成授業:ENAGEEDで言語化。 必要に応じてオープ... 【続きを読む】

総合型等の対策

まずは通信制高校の課題を最優先に進め、単位の土台を整えます。 毎週の振り返りで翌週の予定を一緒に決め、やることは「今日やる一つ」に小分け。 大学進学に向けたオプ... 【続きを読む】

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札幌キャンパス キャンパス長による
T君 (18歳・男性)の合格への進学指導体験談
トライ式高等学院から
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高3・7月から始める北海道大学合格への道

T君は以前通っていた全日制高校で体が動かなくなり、登校ができなくなったことがきっかけで転入してきました。転校前は、周りの生徒からの視線が全て自分に向いているような気がして、常に不安と緊張にさいなまれ、過呼吸に苦しんでいたそうです。そういった...
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K.Aさん
トライ式高等学院から
北海道大学に合格!
国立大学 入試方法未記載 全国

先生が寄り添ってくれたから、志望校に合格できました

進学校で落ちこぼれてしまい、不登校になりました。通信は寄り添ってくれないイメージがありましたが、トライを見学して「ここなら自分に寄り添ってくれる」と感じ、転校を決めました。 トライに行くと先生方がいつも温かい言葉で迎えてくれました。「でき...
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キャンパス長による
N君 (18歳・男性)の合格への進学指導体験談
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大阪大学(基礎工学部 電子物理科学科)に合格!
国立大学 一般選抜(前期) 全国

最後まで諦めない、諦めさせない

N君は高校3年生の7月にトライ式高等学院に転入学しました。前籍の全日制高校では、1年生のときの欠席は1日のみでしたが、高校2年生の2学期から少しずつ欠席日数が増え、高校3年生に入ると体調が悪化し、不登校になりました。「起立性調節障害」と診断...
S.Kさん (18歳・男性)
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北海道大学に合格!
国立大学 一般選抜 全国

自分を信じて目標に向かって進むだけ

中学1年の途中から不登校になり、そこから学習についていくのが難しくなりました。どんどん勉強に遅れが出る中でも高校へ進学したい思いはあったため、3年になり自分が入学できる高校探しをするため、たくさんの高校のオープンキャンパスに参加しました。 ...
Y・Yさん
おおぞら高校から
東北大学 理学部に合格!
国立大学 入試方法未記載 全国

自分の探求心に素直に従ったら

コーチに数学検定を受けるよう勧められたのをきっかけに、数学にはまり、もっと数学のことを知りたいと思ったからです。その上で、自宅から通える東北大学を選びました。物理にも興味があったので物理系を第一志望としました。
大柴翼冴さん
駿台甲府高等学校通信制課程から
長野大学 企画情報学部に合格!
公立大学 入試方法未記載 全国

自分らしさを取り戻せた。

私は全日制の高校で部活に入り、友人たちと充実した学校生活を送っていました。しかし、高校1年生の秋に体調を崩し、出席日数が足りなくなったことで留年を余儀なくされてしましました。せっかく第一志望の高校に合格できたのに、学校生活の中で知らず知らす...