一芸特化!好きを伸ばして難関校へ合格
                            学研WILL学園から
                            東京理科大学に合格!
                        
                        
                                                                                                個別指導担当による
                                                                Gさん (18歳・男性)の合格への進学指導体験談
                                                    
目次
発達特性をしっかりと理解してくれるWILL学園へ入学。
それでもWILL学園の先生が粘り強く指導をした結果、「このままWILL学園に進学したい」とのことで内部進学をする。
友人づきあいの苦労と大好きな数学
また、趣味がほとんどなく、同年代と話せるマンガやアニメ、音楽の話題も特になく、好きなものは「数学」と「物理(特に宇宙)」。
自分から話しかける勇気も出なかったことと、趣味に非常に偏りがあることからなかなか友人ができなかった。そこで、個別指導担当の先生と出会う。彼の大学での専攻が物理だったこともあり、先生に会うために登校頻度が増えてきた。今までできなかった数学の質問や物理の質問も気軽にでき、入学当初の不安定な行動もなくなった。
加えて、先生からの指示や宿題はこなすようになり、独学で数学Ⅲまで学習を進めることができた。
志望校選びの苦労とまさかの「総合型選抜」での受験
指導者目線から見ても、彼女は「研究者気質」だったため、大学進学があっていると思っていた。ただ、いわゆる「いい大学」の入試では、数学一本で勝負することはできない。
人付き合いが苦手な側面もあり、面接などは難しいと思っていたので、一般受験することに決めた。志望校は数学で高得点をとり、その他の科目で大失態しないようにする作戦で行くことに。
しかし、ある日個別指導中に生徒から「数学だけで受けられそうな大学を見つけました」と報告があり、それが「東京理科大学 理学部数学科(2部)」だった。朝から通うのがきついかもしれない・1部よりもやや偏差値帯が下がることもあり、選択肢として視野に入った。
面接がネックなこともあり、基本的には一般受験で合格できるように指導しつつ、東京理科大学の総合型選抜での受験も見据えて勉強を行っていった。
履修の罠と日々の勉強
東京理科大学の受験を視野に入れたが、受験資格として「数学Ⅲまでの履修」が必要であった。提携している通信制高校に相談し、柔軟な対応をしていただいたことで、高3のうちに数学Ⅱ・B・Ⅲを大急ぎで履修することに。
一般的な生徒であればこの時点でかなり厳しかったが、彼女が普段から数学に興味があったことや、独学で進めていたこともあり、夏までにレポートをすべて終わらせることができた。
レポートが終わったあとは、数学Ⅱ以降の難しい部分や、応用問題の演習をすることが多かった。なお、一般受験も見据えてたので、英語や他の科目の指導も行ったが、なかなかはかどらなかった。
一方でまじめな性格もあり、宿題を課すと確実にやってきてくれて、この真面目さがのちの合格につながったと思われる。
普段は一般受験対策中心だったが、夏休み明けからは小論文の添削・面接の対策を行った。まずは自己分析からはじめ、自分の長所・短所の理解、志望理由や入学後にやりたいことをすらすら言えるように面接の練習を何度も行った。
アドリブの質問をするとなかなか奇妙な回答が返ってきていたが、数学科の面接ということもあって「面白い子」と思ってもらえればいいかなと思い、不安を抱えながらも受験に送り出した。
大学受験を終えて
基本的に受かればラッキー程度で考えていたので、普段の授業では数学の応用問題、英語・理科の勉強進捗管理をしていた。
受験結果のことを忘れているときに、本人から合格の報告があり、非常にうれしかった一方で、総合型選抜での合格に驚いたことを覚えている。
合格後は「高校数学」は一通り終わっていたので、大学数学の基礎知識を教えたり、友人作り・キャンパスイベントへの参加を頑張るように指導していった。
入学当初は「イベントなんて出ません。出る意味が分からない」と言っていた彼女だが、最後の数ヶ月はもれなくイベントに出てくれ、大学で楽しく過ごすための準備ができたと思っている。
卒業式では彼女の両親から「先生のおかげで合格できました。3年生時の学園生活も素晴らしいものになりました」と非常に感謝された。正直、勉強の指導をしただけだったので、そこまで感謝されたことに驚いた。
また卒業式の際に、彼女からお礼の手紙を受け取り、思わず涙があふれそうになった。
彼女は、多くの数学好きが脱落すると言われている大学数学の授業にも難なくついていっている報告があった。指導した私は大学で数学がはじめて難しいと感じ諦めてしまったので、すでに数学の実力は私の能力を超えていたし、高校の時に数学の指導をしてよかったなとも思えた。
これから研究者になるのか、一般企業に就職するのかはわからないが、好きなものにとことん集中できる力を今後の人生でいかんなく発揮してほしいと感じている。
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