中学時代は不登校、ルークスでは皆勤賞。あらゆる変化を経験しながら掴んだ自分らしい進路
Loohcs高等学院から
多摩美術大学 情報デザイン学科 情報デザインコースに合格!
T.Tさん (男性)の挑戦ストーリー
目次
【ルークスに入学するまで】不登校だった中学時代、何も話せなかった入試面接
ルークスには、中学2年生の頃から何度かオープンキャンパスに来ていました。別の通信制高校も検討していたのですが、なんだかそこは「優しすぎる」感じがして。上手く言いづらいんですが、あまりにも「そのままでいい」と全肯定されすぎるというか…。もちろん存在肯定はされたいですけど、自分はもっと適宜叱咤激励してもらえるような環境の方がいいなと思って。ルークスにはそういう優しさと指導的な側面の両方を感じたので、ルークスの方を選びました。
と、決めたまではよかったんですが、実はルークスの入試で、面接で本当に一言も話せなくて不合格になってしまったんです。その頃は慣れない環境が本当に苦手で、言葉が出てこなくなってしまって。でも、入学したい気持ちが強ければもう一度面接しますよと学校側から言ってもらえて、家で必死に練習して、なんとか話せるようになって合格できました。今であれば、体験授業の機会があるので環境に慣れることができると思います、あの頃は体験授業がなかったので正直羨ましいです(笑)。
【ルークスに入学してからの変化①】人と楽しく話せるようになった
話せるようになったのは、そういう「真面目すぎる」部分がいい感じにほぐれていったからだと思っています。そこをほぐしてくれたのは、先輩や後輩、教員のみなさんです。特に、一学年下の友人のRくんの存在は自分にとって衝撃的でした。無礼なのに無礼じゃないと言うか…(笑)。話し方はテキトーなんですけど、話してる中身がしっかりしてるんですよ。フレンドリーに距離を詰めてくるけど、失礼なことはしない。そういう他者との接し方は、自分にとってはすごく目新しくて、参考になりました。
教員の谷口さんとかは、ふざけてるときと真剣なときでもう風邪ひきそうなくらい差があるんですよ(笑)。こんな感じでもいいのかって気が楽になったのが半分、こうはなりたくないなって思う気持ちが半分でした(笑)。学生も教員も、それぞれにそれぞれの不器用さがあって。「良くも悪くも」という言葉が似合う人たちというか。そういう環境の中で、「真面目に不真面目をやる」みたいなバランス感も得られていったように思います。そんな心持ちの変化とともに、気負わずに人と楽しく話せるようになりました。
【ルークスに入学してからの変化②】考えるようになった、いい意味で疑り深くなった
先ほども触れましたが、自分はかつてあまりにも真面目すぎたので、人の言うことを全部真に受けちゃっていたんです。でも授業であまりにもいろんな意見の人がいたので、「それは本当にそうか?」という視点を徐々に持てるようになっていって。そういう状況下で、自分の主張を聞いてほしい!という気持ちが強くあったので、ある程度説得力を持たせるためにどう言えばいいだろうと深く考えるようになったのだろうと思います。
【ルークスに入学してからの変化③】進路の希望が大きく変わった
高校に入ってから、プログラミングのスキルを活かしてゲーム制作を始めたんですが、これが本当につらくて…。シナリオ作り、キャラデザやBGM制作、コーディングにバグの修正等々、さすがに一人でやり切るのは無理がありました。でもその中でBGM作りは楽しくて、音楽の方に興味が移っていきました。ちょうどその頃に、仲良くしていた先輩に「(音楽の)サブスク入ってないの?」と何気なく言われて、そう言えばそうだなと思ってサブスクに入って、そこからめちゃくちゃ音楽を聴くようになりました。音楽の話を友達とできるようになって、それも楽しくて。
3年生になって進路のことを考えたときに、音楽の道もチラついたんですが、幼い頃から理系の道しか考えていなかったので踏み出せなくて。それで元々の志望のままいたんですが、進路面談で「本当にそれでいいのか、それでがんばれるのか」って教員に激詰めされて(笑)。今思えば、僕が中途半端な気持ちであることを見透かされていたんだと思います。それで人生を考え直して、最終的に東京藝大の音楽学部に進路希望を定めました。
まぁそれで話は終わらず、共通テストでコケてしまったりなんだりがあって、不合格になり、浪人することにしました。そこで音楽の道をもう一回考え直して。そのときにはもう学生ではなかったけれど、ルークスの教員の方にたくさん相談にのってもらいました。また叱咤激励されたりもしました(笑)。その後で自分がやりたいのは映像だ!と一度はなったのですが、これも紆余曲折あり、最終的には情報デザインだ!となって多摩美に総合型選抜で出願しました。紆余曲折のせいで8月からの準備になってしまったんですが、考え抜いた末だったので志望理由などはスムーズに書けました。面接の試験は、こわかったですがしっかり話せました。4年前とは大違いです(笑)。それで合格をいただきました。
こうやって語ると進路が4回ほど変わっていて大変だったなと思いますが、でも自分にとっていちばん納得できる進路選択にできたと思っています。
【ルークスを卒業して思うこと】悩んで考えて、それが進路にもつながる学校
ルークスで、余白の時間がたくさんあって、好きなことに自由に取り組めたのは大きかったです。自分みたいな人間はいろんなことを一気にできないから、普通の学校では趣味とか得意なことを伸ばそうなんて考えられなかったと思います。ルークスでいろんなことにチャレンジしたからこそ、それが自信につながって、いま「やろうと思えばなんでもできる」というマインドで大学での学びに向き合えています。
そういうわけで、悩んで考えて、一方で自由に好きなことを追求して、その延長上で理想の進路を掴めたと思っています。
「学校」を問い続ける学校。
Loohcs高等学院
ここがすごい!3つのポイント
3年間で学ぶ科目は30科目!「進路の視野」が広がる
ルークス高等学院では、国語・数学・英語などの基礎科目に加え、一般の高校では選択科目となる分野や、大学で初めて触れる学問まで、3年間で計30科目を学びます。大学進学時には「法学部」「経済学部」といった進路を選択しますが、高校生の多くはその学問の内容を十分に理解しているわけではありません。ルークスでは、大学での学びの入門となる内容を幅広く扱うことで、学生の中に思いがけない関心が芽生えることもあります。入学時には想像もしなかった道へ進む学生も少なくなく、自ら納得できる進路を切り拓くことができます。 【続きを読む】
学生も教員も個性豊か!「多様性」を楽しめる
ルークス高等学院には、多様で個性的な学生たちが多く集っています。歴史や文学など好きな学問分野があるタイプ、イラストや音楽など好きな制作活動があるタイプ、学校内外でバリバリ活動するタイプ、とにかくマイペースに過ごしたいタイプなど、実にさまざま。普通の学校で同じクラスだったとしても関わらなかったようなタイプの同世代と仲良くなれる、そんな場です。また、教員陣も学生と同じく個性豊か。お笑い芸人から人工知能を学ぶ大学院生まで、ちょっと風変わりな大人がたくさんいます。学生3人程度に教員1人という少人数体制のため、密に関わり合えることも魅力のひとつです。 【続きを読む】
あなたのペースに合わせた学習環境
一人ひとりの学習スタイルに合わせて、無理なく着実にステップアップできる環境を提供しています。 【続きを読む】
大学進学サポート
進路選択のアドバイス
ルークス高等学院では、進路選択において最も大事なことは「高校を出た先でどんなことを学びたいか、自分はどんなことに関心があるのか」をしっかり深掘ることだと考えてい... 【続きを読む】
総合型等の対策
ルークス高等学院は少人数制だからこそ、個々人のニーズに合った学習のサポートを行なっていきます。志望する大学や入試形式によって、行うべき対策は大きく変わります。1... 【続きを読む】