生徒本人の状況に合わせた進路対策
トライ式高等学院から
東京科学大学に合格!
キャンパス長による
Kさん (18歳・女性)の合格への進学指導体験談
目次
休みがちだった中高一貫校から通信制高校への転校
彼女は高校1年生の夏休み明け、通信制高校の合同相談会に参加し、複数の高校を比較することから始めました。何の勉強をしたいのかはわからないが勉強はしたい、自分のペースで進めたい、大学には行きたいが何をすれば良いのかわからず方向性も定まらない、そんな葛藤を解消するために、通信制高校サポート校の存在が必要だ、と興味を持ちました。しかし、保護者様はサポート校以外の選択肢を希望しておられ、家庭内で意見が分かれました。それでも彼女は、自分のペースで進められることが最重要、と保護者様を説得。転校を決断するまでわずか2週間の出来事でした。
転校決定後は、レポート課題だけでは物足りず、折角サポート校に所属するのだから、まずは興味のあるものを授業で学びながら進路を定めていきたいと考えました。そうして設定した授業は、国語や英語だけでなく、英会話やパソコンスキル、歌唱、心理学といった様々な授業でしたが、そのほとんどを休むことなく受けることができました。
そんな折、「絵画や音楽などの芸術に興味はあるけれど、進路と思うと考えられない」と初めての面談で彼女が語ってくれました。そして次の面談では、芸術系に進むにはどうしたら良いかと相談がありました。振り返れば、学習意欲が強く意思も強い彼女がもがいていたことを鮮明に表していた出来事のように思います。
大幅な進路変更
もともとは芸術関係に興味を持ち、芸術大学や美術大学への進学を希望としてポートフォリオ作成に取り掛かっていましたが、急遽進路変更をしました。
高校2年生の冬、「ずっと絵を描いてきたけど、辞めようと思う」と彼女から相談を受けました。それは、諦めからくるものではなく、将来をしっかりと考えてのことでした。
彼女のご実家は理系のお仕事をされており、彼女もお手伝いの延長として事務などに触れていたことで、より具体的に役立つ進路を選びたいと舵を切ったのでした。
高校2年生の間は、幾度となく進路相談の場を持ちました。大いに悩んで過ごしてきた彼女でしたが、家族という身近な存在から多分に刺激を受け、理系を目指すことを決意しました。
高校2年生の12月、理工方面への進路を前提に、本格的に理系科目をスタートしました。この時点では、まだ東京科学大学の名前は挙がらず、推薦を目指すかも未定でした。漠然と理系の国公立を志望しており、私立を視野に入れるかどうかさえ悩んでいる状況でした。しかし、彼女は非常に素直で勤勉であったたため、文系科目の素地を整えつつ、理数科目の学習にも熱心に励むようになっていきました。
そして高校3年生を迎え、4月の面談で初めて「東京科学大学を目指したい。大学に通いながら父の仕事を手伝いたい。そのためにやるべきこととかかる時間を整理した結果、東京科学大学しか無い」、と明確な、そして力強い決意を表しました。
合格の可能性を1%でも引き上げていく目的で、総合型選抜での受験を提案しました。
彼女は主体性があり、客観的な視点で物事を多角的に捉える能力に秀でていたため、その強みを最大限活かす形で東京科学大学を受験することに決定しました。
受験対策の日々
彼女には必要なことをコツコツと継続できる行動力があったので、科目ごとに綿密な計画を立てて学習を進めました。
学習計画においては完璧を求めるあまり、精神的に不安定となり体調を崩した時期もありました。その度に、Kさん自身の状況を最優先に計画を練り直し、本人が納得のいく形を整えてきました。
総合型選抜に向けた対策としては、マンツーマン指導の中で担当講師と志望理由を具体化しながら、夏まで時間をかけて出願書類の作成を行いました。
秋頃には学習時間は安定しつつあり、1日10時間前後の学習を行っていました。一方で、体調はなかなか安定しませんでした。
しかし、彼女は体調が悪くても科目を絞り、学びを止めることなく取り組むことができました。科目ごとに取り組みの差がでても、毎週学習計画を見直しながら、コツコツと積み重ねました。焦って自分のペースを見失ったり、何をやれば良いのかわからなくなることもありましたが、1つ1つ整理しながら継続しました。この頃の彼女は、自分本位な「自分のペース」ではなく、成すべきことのためのペースを共に作ることができていたと感じます。
急な進路変更ではありましたが、大学について細かく調べ、将来への道筋を具体化できるよう探究し、書類完成後は様々な職員と何度も面接練習を実施しました。
一般入試対策は、共通テストの対策を含めた学力面の底上げをし、最終的には共通テスト本番でも8割近い点数を獲得しました。面接も試験前日までマンツーマン指導で対策をすることで、納得のいく内容に仕上げて本番に臨めました。
「やるべきことはやったのだから、後は悔いなく出し切って」と送り出しました。
為すべきことを淡々と
我々としても、やるべきことをしっかり行っていることが見えていた分、合格するべくして合格したと感じる一幕でした。
とは言え、一次試験の合格発表の時は、「二次試験の対策をする必要がある」と大慌てだったのも彼女の一面であり、また、体調不良の時期に科目を絞りながら勉強を継続していたのも彼女の一面です。
誰しも様々な一面を持っています。それらを表に出して良いということをトライ式高等学院で学んでくれたと思います。我々を、そして何より自分を信じて頑張り抜いてくれました。「自分のペース」にこだわっていた彼女が、自分のわがままからではなく、しっかりと学習のペースを継続できたのは、その時々に必要なことを明確にできたからだと思います。トライ式高等学院がその一助になれたことを誇りに、今後もそのような場であり続けたいと思っています。
彼女は今、東京科学大学に進学し大学生活を満喫しています。もちろん、家業へも関わり、日々充実しているとのことです。体調が不安定でしたが、不安定な時でも歩みを止めずに自分のペースを見い出せた経験が生きているのです。彼女の今後のさらなる活躍が楽しみで仕方ありません。
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